<ミロ キスお題 140文字> 聖域の外だというのに――いや外でも外じゃなくても、こんな姿を誰かに見られたら大変だ。 …そう思うのに、肩に掛かった手を払い除けられない。 だってカノンがすごく甘い声と眼差しで見つめてきて、キスを迫ったりするから。 頬が熱い。きっと真っ赤だろう。 甘すぎる雰囲気の中、結局ミロは目を閉じた。 ミロさんにオススメのキス題。シチュ:出掛け先、表情:「赤面」、ポイント:「甘い雰囲気」、「相手にキスを迫られている姿」です。 #kissodai http://shindanmaker.com/19329 <ミロ キスお題 140文字> 「かのんのバカ!」 懐かしい高い声が甦ってふと足を止めた。この林檎の木を覚えていた。 聖闘士とは言えまだ五歳のミロにはどんなに背伸びしても伸ばした手がようやくカノンの顎に届いただけで、結局ミロは泣いた。 林檎一つで宥めて、濡れた頬へのキスを我慢したのはまだ十三で、無力で影だった自分。 ミロさんにオススメのキス題。シチュ:思い出の場所、表情:「泣き顔」、ポイント:「顎に手を添える」、「自分からしようと頑張っている姿」です。 #kissodai http://shindanmaker.com/19329 カノミロは子供時代で考えると悲恋ですねぇ……(だがそこがいい)。 |
ツイッタお題でSSSってのがちょっと今楽しくてTL汚し甚だしいと思いつつ、だらだらとやってます。 簡潔な短い文章というのがかなり苦手なのでこれが修行になるといいのですが。 あとオチとか〆とかが苦手なので(略)。 ただ、短すぎて読んでくださる際には想像力とかかなり駆使していただく事になってます、すみません; 流れちゃう前に日記に記録したりしてますが、基本はサイトにUPする予定ですので、たまに見てやってください。 (ただし、140文字縛りの超短いのが多いですけど!) |
140文字以内、の縛りなので基本的に唐突で説明足りませんが。 <カノン> 真昼間の図書館で噂話とはよくやる、と溜息を吐く。 サガを讃える言葉とその影である自分を疑う言葉が繰り返されている。 本を閉じ、外へと出ようとしたところで小さな影が跳ねるのが眼の端に映った。 「かのんはかのんだ、かげじゃない!」叫びとともに踵落し。 小さな金色の蠍は自分にとって唯一の神。 カノンさんは、「昼の図書館」で登場人物が「疑う」、「かかと」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://shindanmaker.com/28927 子ミロがカノンの存在知ってたらなーと妄想…… <ミロ> 深夜のバーでグラスをカチンと合わせる。 いつものように男女問わない視線の中、でも今日は俺がカノンを独り占めだ。 なのに「ほら、これ」ぽいと口に放り込まれたのはマティーニに沈んでいたオリーブじゃなくて飴玉。 子供扱いにはうんざりしているはずなのに、笑みにときめいて何も言えなくなった。 ミロさんは、「深夜のバー」で登場人物が「ときめく」、「飴」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://shindanmaker.com/28927 たまにはオトナなカノンとガキなミロで。……ミロがミロじゃなかった気もしますがw <カルディア> 「あれが白鳥座で…」 星座の講義なんざ聞きたいワケじゃないのに夜の庭には誰もいなくて、奴が勝手にしゃべってる。 「おい聞いてるのか?」 ひょいと覗き込まれて肩が跳ねた。 おどかすな、と言おうとして声が出ない。 近すぎて見つめあってるみたいになってる。 ……そして、もう心臓の音しか聞こえない。 カルディアさんは、「夜の庭」で登場人物が「見つめ合う」、「星座」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://shindanmaker.com/28927 <マニカルで八巻死にネタですので嫌いな方は見ちゃダメです! 白羊宮で小宇宙が消えた。 「ハ……、」小さく息を吐く。 そこで消えるか? 普通、最期は恋人に別れを言いにくるもんだろ? でも、別れの言葉なんか一つも思い浮かばない。 知りたいのはたった一つだけで、それが果たされた事を俺は判っている。 だからこれは、ただの確認だ。 「…なぁ、全力だったか?」 これはお題ではなく、単に140文字縛り。 いつもは絶対に死にネタはやらないのですが、ちょっとだけ……。 自分がめっちゃ苦手なので多分もうやりません、ごめんなさい; |
七月に異動になったおかげでちょっと死に掛けです。 とりあえず、支部に先行で上げてたマニ誕SSをUPしてお茶を濁します……すみません、おやすみなさいませー……ノシ |
ツイッタのお題診断?でネタをもらったのでマニカル短文です。 短いですよー。 マニカル短文「脱出不可」 「……うぁ?」 ふと我に返ったら、えらく近くにカルディアの顔があった。 近いなんてものじゃなくて、ほんの目と鼻の先だ。……いやそれどころでもなかった。 だって、俺の手はカルディアの首裏に掛かっていて、そして互いの唇が触れているくらいの距離しかない(いやこれは距離なんてものがない状態だ)。 「な、……な???」 俺はいったい何をやってるんだと自分をひたすら罵りながら距離をとった。といっても壁にぶつかってからここがベッドの上だと気付いたくらいに慌てていて、つまりカルディアから離れられたといってもほんの数十センチにしかなってない。 カルディアは何が起こったのかわかってないのか、ぽかんと口と目を丸く開けて俺を見ている。 えぇと。 こういう時になんて言ったら無難にすむのか検討している余裕もないから咄嗟に思いついた中で一番この場にぴったりなのを選ぶ。 「悪ぃ、寝ぼけた!!」 二人で夜中まで酒を飲んでて同時に潰れた身からすればこの口実は完璧だ。……少なくとも、そのはずだ。 と思うのに。 「……へー」 さっきまではすっかり呆気にとられたカオをしていたカルディアが、不機嫌でいっぱいの顔になった。そりゃそうだ、常識的に考えて、寝惚けようがなんだろうが飲み仲間にキスなんかされない。普通は。 いや、てゆーか俺だってしない。普通は。てか相手がこいつじゃなかったら絶対にしない。酒で理性……ってか、自制がちょっと緩んじまったんだ。最近はこいつに近づきすぎないようにひたすら気をつけてたんだから。 「……悪かった、」 だがまさかそんな事を白状できるはずがない。なので、ただひたすら謝るしかない。このまま誤解されたら――じゃないな、勘が良いこいつに気付かれたら、どうにか保ってるこの飲み友達って関係も終わりになっちまう。 「まぁ、忘れてやってもいいぜ」 その言葉にホッとする。 が、露骨に安堵したのがバレたか、それとも弱みを見つけたと思ったか、カルディアがニヤリと笑った。 目を見開いて無防備だったさっきの可愛さが台無しの邪悪な表情さえ、今の俺には目が離せない代物で困る。 そして案の定、邪悪な表情に見合った申し出が飛び出した。 「その代わり、なんでもするよな?」 「……お、おう」 さすがに、たかがキスひとつで死ねとまでは言わないだろう。なら一発二発殴られるくらいは仕方ない。……と思う事にして俺は頷いた。と、カルディアがやっぱりえらく凄みのある顔で笑うから決心が揺れる。 「約束だぜ」 「……死ねとかじゃねェだろうな」 思わず聞いてしまって、だがカルディアの奴、バカにした目で俺を見返しやがった。 「バーカ、たかがこのくらいで殺すって、どこのウブな女だよ」 今時、女聖闘士だってそんなことしねェよと鼻で笑いやがる。 そう言うお前は女聖闘士より数段凶暴じゃねぇか、と思ったがここは我慢だ俺。 歯軋りしながら屈辱に耐えてると(こいつの事だ、どうせ碌な事させられないに決まってる)、カルディアが鷹揚に告げる。 「一言、言うだけでいい」 教皇の間で裸踊りとか女神の脱走の手伝いとか、なんか妙な無理難題を吹っかけられると覚悟してたから、拍子抜けすぎて逆に危機感がMAXになる。 「……なんて?」 ちょっとどころじゃなくイヤな予感に思わず訊いてしまえば、ずいっと顔を寄せてきて、至近距離からじっと俺を見つめたカルディアが、小さく微笑んで、そして甘い声で。 「愛してるって、言って?」 ……結局、逃げ道なんかどこにもなかったのだ。 マニゴルドへの3つの恋のお題:愛してるって、言って。/寝ぼけてキスをした/交わした約束 http://shindanmaker.com/125562 約束、を入れるのが難しかったです……(´・ω・`) (おまけ) 「俺の名前呼びながら俺にキスしといて『寝ぼけた』とか、俺のことバカにしてんのか、クソ蟹」 「悪かったって」 「じゃあ詫びの代わりに、今度サーシャとちょっと出掛けようぜ」 「……やっぱそうなるのかよ」 ( 個人的には裸踊りに一票!(゚∀゚)ノ ) |