140文字以内、の縛りなので基本的に唐突で説明足りませんが。 <カノン> 真昼間の図書館で噂話とはよくやる、と溜息を吐く。 サガを讃える言葉とその影である自分を疑う言葉が繰り返されている。 本を閉じ、外へと出ようとしたところで小さな影が跳ねるのが眼の端に映った。 「かのんはかのんだ、かげじゃない!」叫びとともに踵落し。 小さな金色の蠍は自分にとって唯一の神。 カノンさんは、「昼の図書館」で登場人物が「疑う」、「かかと」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://shindanmaker.com/28927 子ミロがカノンの存在知ってたらなーと妄想…… <ミロ> 深夜のバーでグラスをカチンと合わせる。 いつものように男女問わない視線の中、でも今日は俺がカノンを独り占めだ。 なのに「ほら、これ」ぽいと口に放り込まれたのはマティーニに沈んでいたオリーブじゃなくて飴玉。 子供扱いにはうんざりしているはずなのに、笑みにときめいて何も言えなくなった。 ミロさんは、「深夜のバー」で登場人物が「ときめく」、「飴」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://shindanmaker.com/28927 たまにはオトナなカノンとガキなミロで。……ミロがミロじゃなかった気もしますがw <カルディア> 「あれが白鳥座で…」 星座の講義なんざ聞きたいワケじゃないのに夜の庭には誰もいなくて、奴が勝手にしゃべってる。 「おい聞いてるのか?」 ひょいと覗き込まれて肩が跳ねた。 おどかすな、と言おうとして声が出ない。 近すぎて見つめあってるみたいになってる。 ……そして、もう心臓の音しか聞こえない。 カルディアさんは、「夜の庭」で登場人物が「見つめ合う」、「星座」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://shindanmaker.com/28927 <マニカルで八巻死にネタですので嫌いな方は見ちゃダメです! 白羊宮で小宇宙が消えた。 「ハ……、」小さく息を吐く。 そこで消えるか? 普通、最期は恋人に別れを言いにくるもんだろ? でも、別れの言葉なんか一つも思い浮かばない。 知りたいのはたった一つだけで、それが果たされた事を俺は判っている。 だからこれは、ただの確認だ。 「…なぁ、全力だったか?」 これはお題ではなく、単に140文字縛り。 いつもは絶対に死にネタはやらないのですが、ちょっとだけ……。 自分がめっちゃ苦手なので多分もうやりません、ごめんなさい; |