すっごく今更になってしまいましたが、パラ銀お疲れ様でしたー! ついったとかでお疲れ様言ってたから、こっちに書いてないって忘れてました; パラ銀では、コピー本とはいえ無事に本も出てくれて、楽しいイベントでした。 当スペースに来てくださった方、ありがとうございました。 で、パラ銀に作っていこうと思って用意してたSS、ペーパー作る余裕がなくてお蔵入りになってるの気づいたのでこっちにちょいUPしておきます。 いつものお題診断からの、SSSですけど。 SSS 「ばれたら殺されんぞ」 聖域で一番の高い場所――スターヒルから見下ろす夕日は確かに綺麗だが、少々死亡フラグだ。 なのに崖の端に座って足をぶらつかせ、ご機嫌なカオでしかも鼻歌混じり。 「…まさかとは思うが酒…?」 「飲んでねェよ」 好きな割には酒に弱いこいつの様子を窺うも、どうやら言葉は本当らしい。 「ここは一応、教皇しか入れねェってなってるの忘れてねェか?」 「しらねー」 俺の危惧にも平気な顔だ。挙句、更に言うには。 「一緒に怒られればいいじゃねェか」 「一緒に死ねってか?」 お師匠の鉄拳制裁の刑を何度も受けてる割には懲りないガキがけらけらと笑うから思わず唸れば、きょとんとした顔で少し首を傾げて。 「プロポーズか?」 違う!誰が、お前みたいなガキでバカな蠍なんかに。……そう言おうと思ったのに、なぜだか大きく溜息をついて終わりにして、カルディアの横に並んで座る。「しょうがねぇな」 せめて呟けば傍らの青い瞳が笑う。合わせた唇からは、確かにアルコールの味はしなかった。 マニゴルドさんは、「夕方の高所」で登場人物が「プロポーズする」、「アルコール」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://shindanmaker.com/28927 |