本日の更新:現代04 イベントお疲れ様でしたー! すごい風だった(らしい)ですね! どうにか無事に開催して終了できたようでよかったです。 自分は結局あまり影響なく終わったのでした。よかったよかった。 お宝たくさん買えました! すっごい幸せー!゚+.(*・∀▼)゚+.゚ もうB5は全部読んでしまったので、明日からA5を大事に読むよ! 今日は連休最終日でゆっくり過ごすはずが、17時に緊急の仕事で呼び出されて六時間ほどお仕事してきました。無料で。←タイムカードとか残業手当的な観念がない職場 アニキが上司だったらこき使われても全然気にしないのにな! 勢いで高校生編の04をUPしてみました。 やっとアニキ書けたー(T▽T)←あんな役にしててもアニキファン さて、この後どうしようかな〜……(笑) |
本日の更新:SS06「ごはんのおかず」 明日は朝は風がすごいそうで。 ゆりかもめ止まっちゃったら怖いなぁ、どうしようかなぁ。 (雨酷かったらやっぱ車で行くかなぁ……) 昨日宣言したとおり、今日の日付でSSを一個UPしてみました。 今好きなアルバムの中の曲の一シーンがアニキと元就様で頭に浮かんだので、それで書いてみたものです。 (本当は鳥のから揚げと餡かけなんですが) 相変わらずぼんやりとした内容のほのぼのばかりですが、少しも笑っていただけたらいいのですが。 そして土佐料理を鰹のタタキとウツボの刺身と鯨しか知らなかった私を許してくれよアニキいいい!(最近こればっか) 今朝は携帯二台とTouchからネット、ぴあとローソンからアクセスして、結局は昼の部しか取れませんでした、うああ……。 |
明日からお宝探しの旅(二泊三日)です! まぁ明日は普通に上京なだけですが。 何もやることないので色々小道具持ってく予定。 ポメラにミニネットブックにTouchにWiFiにPSPに携帯。あと加湿器も。 日曜はもちろんお宝探しです。ひゃっほう! ハマって初めてのイベントなのですごい楽しみ!゚+.(・∀・)゚+.゚ たくさんお宝あるといいなぁと今からウキウキです。 今日更新にするかどうか迷ったのですが、明日から二日ばかりいないので、一応明日の日付で更新しようと思って、時間待ち中です。 しかし昨日(てか今日)明け方までアニキいいいいい!!と叫んでいたので既に眠い(笑)。 早く日付変更線越えてくれ……!(><) |
モブの野郎どもからみたアニキ像を考えてみました。 <遠恋>←SSとして再録 白地に紫の七つ片喰紋の帆が風を受けて大きく膨らむ。 青い空と海を背景に、日輪の輝きを受けたそれは目に眩しいくらいに鮮やかだ。 この旗を見て昂揚しない土佐者はいない。長曾我部の旗船である事の証の一際大きな紋の入った帆を張ったこの船に乗るのは、土佐の男にとって最高の栄誉だからだ。 だがその日、一人だけは例外だった。 「……また安芸まで行くんスか?」 「おうよ」 声音に明らかに呆れた色が混じってしまったにもかかわらず、言われた方は欠片も気にした様子はない。舵の前に立つ船の主に屈託ない笑顔で頷かれ、それを見上げる男は大きく肩を竦めて見せた。 「安芸ならこないだ行ったばっかりでしょうが」 前回安芸を訪れたのは確かほんの五日ほど前の事だ。このあいだ、という表現をするのもおかしいくらいについ最近である。だが男の主人にはそんな言葉の詳細に頓着するような細かさはない。 「しょーがねぇだろ、毛利の誕生日だったんだからよ。俺が祝ってやらなくて誰が祝ってやるって言うんだ」 それがほんの五日前だ。 その安芸から帰ってきたばかりだというのにまた出航するという気が知れない。……というより、よくもそれだけ色々と口実を見つけ出せるものだと感心さえする。 ちなみに今度は、土佐で最初の――つまり、瀬戸海の辺りでは一番早い桜を見せようと思いついたらしい。 思い立ったが吉日、が信条の主人に急かされながら現在船は出航準備中で、あと四半刻もしたら出航できるだろう。 海に生きる自分たちにとって、海へ出るのは走るのと同じ事だ。怖いと思う事も面倒と思う事もない。それが主人の命じた事ならなおさらだ。 ただ、今回ばかりはどうにも引っかかって仕方ない。 だって、と男は口の中でぶつぶつと呟いた。 だって四国から安芸へと船は何度も出るのに、安芸から四国へと安宅船が渡る事はないのだ。 あちらに船がないならともかく、武運で名高い村上水軍を持つ毛利に四国へ来れない理由はないはずだ。それを不公平だと考えても無理はないだろうと思う。 「桜を見せたいってなら、たまにはあっちに来させたらいいでしょうに」 「ばぁか、」 提案してみても、四国の王は軽く笑い飛ばすだけだ。 「毛利は島国のこっちと違って他のとこと陸続きだ。少しでも隙を見せたら喰らいついてくるような連中と張り合ってんのよ。だからあいつは安芸から動かねぇ」 特に今は豊臣がうろついてるらしいしな、と男は続けた。 「そしたらあいつに会いたい俺が行くしかねぇだろ?」 「……そりゃ、そうかも知れねぇけどよ」 少し口と声が尖ってしまうのにはちゃんとそれなりの理由と憤りがあったりする。 安芸、あるいは厳島に船を着ける度、男にも時に垣間見えてしまう長曾我部元親と毛利元就の関係は、普通の武将同士のようなものではない。だが、普通に考える恋仲のそれでもない。そこが長曾我部軍所属の男からすればどうにも納得行かないところだ。 確かに毛利元就という武将は、その顔は女でも滅多にいないくらいに整っていて、しかも顔つきも振舞いもどこか上品だ。身体は小さくて細くて、到底あんな大きな武具を振り回せるようには見えないが、実際には顔色一つ変えずこちらの木騎や滅騎を破壊していくくらいに強い(あれを見た時は怒りで目の前が暗くなったものだ)。武力だけでなく詭計智将としての名も高いし、中国は毛利が治めるようになってから豊かになったと聞いてもいる。 でもこっちの長曾我部元親だって、荒れていた四国を統一した唯一の男だ。背は高いし鋼鉄のように鍛えた身体は男が見ても惚れ惚れとするほどだ。背よりも大きな碇槍を片手で軽々振り回し、場合によってはそこから炎さえも熾きる。その上、顔だってかなり良い。本人が時に冗談に紛れて言うように、めちゃめちゃイケてる男だと思う。 四国一の武将でありながら少しもえらぶる事もなく気さくで誰にでもアニキと呼ばせてくれるこの男のためになら、命など惜しくないと皆が心から思っている。 今まで近海より遠くに出る事のなかった四国の船が瀬戸海を渡り、今では北方の海や、逆に九州の最南端まで行けるようになったのもアニキあっての事である。 そのアニキが、よりによって瀬戸内を挟んで睨み合う存在であるはずの毛利元就に惚れてしまったと聞いた時は皆一様に驚き、あんぐりと口を開けていたせいで顎を外した者もいたものだったが、今では皆でその恋を応援している。 その事自体は自分だって否定するわけじゃない、と男は小さく溜息をついた。戦を恐れるわけではないが、人死になどない方がいいに決まってるし、何よりアニキが楽しそうに笑ってくれる方が良いに決まっている。 ただ、そうやって素直に応援するには、安芸の国主の対応があんまりすぎるのだ。 この命が尽きるまでついていくと決めている我らがアニキが安芸の国主に冷たくあしらわれ、それどころか時に莫迦だの下衆だのと悪し様に罵られているのを見るのは、その部下としては辛い。言われた当人の方は欠片も堪えた様子もなくからからと笑い飛ばしているにしてもだ。 あれは照れてンのよとしたり顔で解説されても多少疑問は残るし、何より、そういう姿があるのは中国でばかりだ。長曾我部側が中国を訪れる事は多々あっても、その逆はないからだ。 だからそんな不満がつい口を衝いてしまう。 「そんでもよ、たまにはあっちだってこっちに礼を尽くせって思ったってしょうがねぇと思うんスけど」 「礼……ねぇ、」 手下のこんな言葉さえ聞き流すことなく、さりとて俺の決定に口出しするなと怒る事もなくちゃんと聞いてくれるのがこの四国の王の長所だ。今もちゃんと考える顔になってくれている。 「確かに、おめぇらには俺のために無理させちまってる。毛利に会いてぇって思うのは、長曾我部のためじゃなく俺自身のためだから、それに付き合わせちまうお前らに悪いと思ってもいるんだ」 まぁたまには真面目に軍議や政の相談事の時もあるんだぜと、思い出したように付け加える主を男は胡乱げに見上げた。そんな事がごくたまにしかない事は判っている。 それに、そんな狭量な事を言ってるのではないのだ。 「そうじゃないんスよ」 主人に通じないもどかしさに大きく頭を振って男は声を強くした。 「俺は単に、」 「――なぁ、お前も知ってるだろ?」 と、言いかけたところで遮られる。一瞬びくりとするが語気は強くはなく、青空を背にした主人の輪郭にも怒りのような気は見えないままだ。そしてそのままの口調でゆっくり続けられる。 「桜の枝は折っちゃならねぇ、てよ」 「……はぁ」 青い隻眼に真っ直ぐ見返され、戸惑いつつ男は曖昧に頷いた。それはこの国の者なら誰でも知っている事だ。 「それがどうかしたんで?」 「どんなに花が美しくても欲しくても、その枝を折っちまったら桜の木は枯れちまう。そしたら花は咲くのをやめちまう」 そんなの嬉しくねぇだろ、と低く笑う。 「だから、俺はあそこに足を運ぶのよ」 ふと手が上がって自らの銀髪をかき回しながら、独白のような低い声が小さく続く。 「……そりゃたまには、あいつを攫って帰って、どこにも出さず誰にも会わせず、俺だけのものにしちまいたくもなるけどな」 だが、それじゃあいつはあいつじゃなくなっちまう。 「あいつは、あいつの場所にいるのが一番似合いだ」 その隻眼を安芸へと向け、男が呟く。その目にも口元にも慈しむような笑みを湛えているのを隠しもせず。 「俺は、そんなあいつをたまに見られれば幸せなのよ」 「アニキ、」 そう言いきられたら、反論なんかもう何もなくなって、ただ一つの言葉しか出てこない。 「アニキは、…カッコいいなぁ」 「そうかぁ?」 肩越しにその右の目を向けてくる男に心から頷く。 「やっぱアニキは、俺たちのアニキだ」 「……ありがとよ、」 下っ端の自分にもちゃんと耳を傾けて言葉をくれる。この人に死ぬまでついていくぜと決意を新たに出来てしまう微笑みに自然とこちらも笑顔になってしまう。 さてそろそろ頃合か、と身を伸ばして周囲を確かめる主を制して男は自分を示した。 「今回は俺にさせてくれよ、アニキ」 「おう、じゃあおめぇに任せるぜ」 こちらの言いたい事をすぐに察して預けてくれる。向けてくれるその深い笑みが男は大好きだ。もちろん、それはこの船の全員に言える事で、あとは、安芸の国主も自分たちと同じに思ってくれている事を祈るばかりだ。 「出航!!」 男は声を限りに、そして誇らしげに叫んだ。 ++++++++++++ 3/16の桜の続きのような感じです。 元就様を拉致監禁なんかしたら間違いなく殺される……と思ったりしました。 野郎共から見たアニキって言うか、アニキって格好いいなぁとしみじみ思わせたかったというか(一番夢見てるのは私)。 |
SSSとしてUPできるレベルでさえないのでここに置いてみる……。 <桜>←SSとして再録 四国から文が届いたのは三月の半ばを過ぎた頃。 まだ朝夕は火鉢が必要な安芸とは異なり、南に位置する土佐ではもう桜の蕾が綻びそうだという。 咲いたらその花を見せてやる、と締めくくられた文を毛利は苛立ちを込めた溜息とともに文机に伏せた。 こちらから送った文は豊臣の動きについてのものだった。あいかわらずこちらの動向を探っているようだが、別に長曾我部の意見を問わなければならないような事は起きていないし、もちろん端から意見など聞く気もない。 だが、だからといってこの返信は何だ。長くはない文の最初から最後まで、何度読んでもどこにも豊臣に関する考察は書かれてない。代わりに書かれているのは最近作っている機巧の進み具合や拾った猫の仕草、そして桜の事だ。 「莫迦め」 苛立たしげに鬼からの文を細く折り畳みながら毛利は低く吐き捨てた。 毛利にとって家臣は駒だ。毛利の思うままに動くのが当然の存在でしかないが、長曾我部はそれを是としない。捨て駒扱いなんてありえないと毛利を非難しながら、ではその自分の行為はなんだと問いたい。このような意味のない文のために部下に海を越えさせるなど、それこそ捨て駒のような扱いではないか。鬼に命じられる事を喜んでいる連中も、こんなくだらない文を運ばされていると知ったら泣くだろう。 それに、と毛利は独り語ちた。 「桜は、枝を折ってはならぬと知らぬのか」 桜の木は弱い。不用意に枝を折ればそこから病が入り、本体を枯らしてしまう事もある。 だから桜の枝は折ってはならない。たとえどんなにその花が美しかろうと。 「野蛮な鬼では、この程度の道理も判らぬか」 何かにかこつけては近い内に来訪すると言外に含めた文をもらうのはもうこれで何度目か、既に毛利は数える事さえ放棄していた。 いつだって鬼はこの調子だ。そして逆は今までに一度もない。 「……それほどまでに初花を見せたければ、我を土佐に誘えばよかろうに」 ついうっかりとそんな呟きが口から零れた事に気づいた毛利がハッと自らの口元を押さえる。咄嗟に周囲を見回して、だがもちろん誰もいない事にほっと手を下ろし――そういった自分の行動に愕然とした。 自分はいったいどうしてしまったのか。 勢いよく立ち上がると近くの燭台へと足を向け、まだ持っていた長曾我部の文をそこにかざす。 薄い紙はすぐに炎に呑み込まれていった。 「……忌々しい男よ、」 多少据わった目で文が燃える様を見ていると、めらりと揺れる炎のその奥に隻眼の男がなんだか嬉しそうな顔をしているのが見えた気がして。 毛利はきつく唇を噛んだ。 ++++ どうやらうちの毛利はデレです。 若干不本意なんですが、なっちゃったものは仕方ない。 雛祭にホワイトデーに元就様生誕記念日に桜……って、三月がこんなに忙しいなんて知らなかった!(笑) HARUコミとってなくてよかった……(笑)。 |