単刀直入に拝啓
2010/09/09 (Thu)
* @-2-期 大好き!
ついでなので、ちょっとおまけです。
思いつきなので短い上に途切れてますが気にしないでやってください。
アニキとナリ様、直接対決してくれるといいなぁ。

富嶽を日輪と改名したナリ様のセンスにひれ伏すしかない……(笑)

「…ありゃなんだ?」
「見忘れたか、貴様の富嶽を我が完成させたものぞ」
 せいぜい吠え面をかくがよいと胸を張って見上げる中で、男はしばらくぽかんとした表情を浮かべた後、大きく顔を顰めてみせた。そして言うには。
「何だあの趣味の悪さはよ」
「なん…だと、」
 聞き捨てならない言葉に元就は眉を吊り上げた。
 大きいだけ大きく、極彩色の鬼瓦でごてごてに飾り付けて無駄に重量を増しただけの以前の機巧よりも、ずっとこちらの方が美しく神々しく出来ているはずだ。
 それに。
「あれはもう富嶽などという名ではない、新しいあれには我が日輪と名づけた」
「はぁ?」
 なんだそりゃ、と素っ頓狂な声を上げ、元就と要塞へと何度か視線を往復させた後、ようやく理解したらしい男が小さく顎を引いた。
 こちらの力の大きさを思い知ったかと元就が言おうとしたところで、だが男の口から漏れたのは敗北を認める言葉ではなく低い唸り声だ。
「……てめぇ、俺の富嶽をとんでもねぇけったいなモンに変えやがって」
 許さねぇと鬼が碇槍を振り上げる。
「……貴様、鬼の分際で我の新要塞日輪にそのような口を叩くとは、許さん」
 対して、元就もまた輪刀を正眼に構えた。



ところでアニメアニキ=@-2-期 って呼んでいいでしょうか……?゚+.(・∀▼)゚+.゚
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